近年の度重なる非常災害を踏まえ、防災用品備蓄の必要性を感じている。当事業所は重度の障がい者が通う生活介護施設であり、宿泊設備が整っていないため、緊急避難時に必要不可欠な防災備品を整備する必要がある。利用者の安全確保に万全を期するため、そして消防署からも避難用防災備品の整備が提案されていることを踏まえ、共同募金の配分金により以下の備品の整備を行う。
＜主な防災備品＞
・非常用ﾒｶﾞﾎﾝ、防災頭巾、ﾗｼﾞｵ、携帯ﾄｲﾚ、非常用持出し袋、防災用ﾄｲﾚ袋、抗菌性凝固剤、折畳式ﾍﾞｯﾄﾞ､布団、物置　など

このたびは、当事業所に防災用品拡充のためにご寄付をいただき、ありがとうございました。
東日本大震災や一昨年の近隣での洪水発生などの経験から、災害の危機を身近に感じるようになりました。ﾊｻﾞｰﾄﾞﾏｯﾌﾟでも洪水想定区域に入っていることから、事業所として少しずつ防災用品・備品を備蓄してまいりましたが、とても十分な数とは言えない状況にありました。
そのよう中、今回利用者の皆さんお一人お一人にﾍﾙﾒｯﾄ等の防災備品を整備することができ、それらの備品を保管する倉庫も購入させていただきました。お蔭様で災害や緊急事態にも対応できる備えができたものと思います。
整備した防災備品を活用し、今後は十分な訓練を重ね、万が一の災害に備えて参りたいと考えております。赤い羽根共同募金に募金くださいました皆さま、ありがとうございました。