当施設は平成4年に開設し、現在44名の障がい者が入所している。年々利用者の高齢化と重度化が進み、日常生活全般で介護を必要とする方が増え、ﾍﾞｯﾄﾞの上での着替えや排泄等の介助も多くなってきている。
しかしながら、現在使用しているﾍﾞｯﾄﾞは大変古く上下に動かすことができないため、利用者も職員も無理な体制になってしまい安全な介助が難しい状況である。特に夜勤時は職員一人で介護支援を行わなければならず、腰痛を訴える職員も増加してきている。
電動ﾍﾞｯﾄﾞが必要な利用者は15名程度おり、これまでは寄贈されたもので何とか凌いできたが、不足が生じるため、共同募金の配分金により電動ﾍﾞｯﾄﾞ3台の整備を行う。利用者に安全・安心なｻｰﾋﾞｽを提供するとともに、職員の負担軽減も図って参りたい。

このたび、皆さまからお寄せいただいた赤い羽根共同募金の配分金をいただき、介護用電動ﾍﾞｯﾄﾞ3台を購入することができました。誠にありがとうございます。
近年、利用者の重度化・高齢化が進み、それに伴ってﾍﾞｯﾄﾞ上での支援が多くなり、利用者の皆さん・施設職員の負担も増える状況にありましたので、今回電動ﾍﾞｯﾄﾞを整備することができ、無理のない安全な介助支援を提供することができるようになりました。
このような状況をご理解いただき、配分決定をいただきましたことに深く感謝申し上げます。赤い羽根共同募金に善意をお寄せくださいました皆さま、本当にありがとうございました。