当地区は中山間地のため、過疎化が進み高齢化率が市内でも高くなっている。特に高齢ひとり暮らしの方が増加している。
　このような状況から、地元小学校児童とともに慰問活動を行っている。
　健康状態や生活状態を確認し、児童達とのお話やゲームなど、日頃子どもたちと過ごす時間の少ない高齢者を励ましている。
　また、児童も福祉活動に参加することにより、高齢者へのいたわりやボランティア活動の大切さを学ぶ場となっている。
　この事業を通じ、高齢者は子どもたちとのふれあいにより、日頃の孤独感から解放されている。
　また、多くの高齢者は来訪を心待ちにし嬉しそうに迎えて下さるので児童にもやりがいが見られる。
　「一軒あたりの訪問時間が短い」との意見があり、訪問先の状態により延ばすように努めている。