がん患者の脱毛期間に着用するウィッグについて、カタログ通販などの安価なもので間に合うと思われがちだが、脱毛期間（２年目安）は決して短くなく、ご本人に肉体的・精神的負担が少なく質のよいものをメンテナスしながら日々使っていただくことが大切。
併せて、他の副作用（眉脱毛・シミ色素沈着など）に対するアドバイスも必要。
・ボランティア人材育成（ウィッグ関連の教育や資格取得サポート、カバーメイク、精神面でのフォローができるよう福祉関連の教育など）
・安定した相談会の運営（ボラスタッフ確保）
・がんサバイバーに向けた情報発信
　眉の脱毛、シミや色素沈着などの副作用に対するメイクアドバイス、ウィッグ以外の自毛についてのサポートなど

働きながら治療する…治療スタイルは変化してきました。見た目にも大きな変化のある脱毛は、ウィッグを使用することで乗り越えられます。購入するとき以外にも、治療期間中のメンテナンスなどを考えると、相談できるところがあるのは心強いのではないかと思います。その活動の基盤をととのえるため、助成金をいただけたことを心より感謝申し上げます。
そしてこの度、高崎市の事務局内に常設の相談室を開設いたしました。プライバシーに配慮するため予約制です。ウィッグや頭髪について心配なこと、メンテナンス、購入についても安心してご相談下さい。ウィッグについて資格をもつ現役の理美容師が対応いたします。

• 日本健康美容協会のwebページ (外部リンク)