孤独な人、失業した人、家族から疎まれたり虐待を受けている人、障害を抱えている人、人間関係に悩んでいる人たちが孤立しないよう、電話で話をきき、その人に寄り添い、「あなたは一人ではない」ことを伝え続けていく。そのためには相談員の研修と質の向上が必要。
①スーパービジョン研修（対象45名）
　スーパーバイザー養成研修(2回)
　認定更新の個人スーパービジョン実施(1人1回）
②フォローアップ研修及びシニア研修
　（対象10名、どちらか1回）
③ケース検討会（13名と講師、月１回）

相談電話は月1000～1100件で推移しています。今年度も新型感染症流行による様々な活動制限に伴い、また感染を恐れる相談員が戻りきらず、退任者もあって令和2年度の受信水準には戻っていません。その中で、スーパービジョン研修並びに個人スーパービジョン、ケース検討会は相談員にとって非常に有効な事業となりました。また女性や若者の自殺者増加もあり全国的にも相談電話が殺到する状況もあって、活動の重要性を相談員も再認識することになりました。そして第29期電話相談員養成講座には例年になく多くの応募がありました。ここに改めてお礼申し上げます。