障害のある人にとって、はたらく選択肢が非常に限られている。
はたらくことを単に労働という形でなく、表現活動のなかで、従来の枠からはみ出した「はたらく」を創出する。障害者があるがままに生きる姿を表現し、社会に認知させ、当事者のモチベーションを高める。次世代の支援スタッフ育成も必要。
○訪問アート支援（県内9か所）…作家作品発掘。
○コロナ禍でも展示会を開けるよう、技術面準備。
　アーカイブ整理、デジタルミュージアム準備
○活動20周年の記録映像と冊子作成
○あそびの学校とのコラボ展
　講師：ながのアートミーティング、寺澤事務所・工房

外部の施設に訪問してアート支援を行っているなかで、他所のスタッフという意識もどこかにあり、なかなか人材育成という第一歩を踏み出せずにいました。理想とする方向は同じなので条件が許せば、スタッフがアートや表現活動を通して当事者に寄り添っていきスキルを上げていくことは、ベースになる支援にもつながります。当事者を「表現する人」として認めることが基本にありますが、サポートするスタッフがどう成長していくか技術的なことも含めて大切なことだと考えます。幅広い活動にはどうしても人材と時間が必要です。共同募金が時間をかけて達成するアクションに助成をして下さり感謝いたします。