多様に変化する社会環境に対して「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」の実現に向けて、地域で活動を展開する住民団体・グループを資金面から支援　　　　

当地区は、金ケ崎町の最西端にあり、山裾に点在する集落です。50戸足らずですが、自然は豊かで、すぐ近くには温泉施設がありますし、千貫石堤という当地方の米作を支えている広大な水を讃えています。見事な枝垂桜が公民館にあり、10年ほど前には「マツムシソウ」という岩手県ではこの地区だけに残っていると言われる可憐な野草が発見され、住民が保存活動に取り組んでいます。そんな地区ですが、裏を返せば限界集落に近づいているということも言え、大変心配しています。昔から培われてきた住民の絆を切らないような工夫をしなければと考え、今回共同募金の助成によりたくさんのニュースポーツ用具を整備しました。豊かな自然に包まれながら、創意工夫しながら集落を維持し、誇りをもって暮らしていきたいと思っています。ありがとうございました。