コロナ禍で交流事業の中止が続く中，連携園の大きな園庭を借りて地域住民や保護者と子どもたちに参加していただき，農耕体験をしてもらいたい。地域住民の方へ参加を呼びかけ，多くの方に参加していただきながら，畑の種まき，収穫した米でおにぎり作り，納豆作り，トリックアート体験などを行う。

地域住民，保護者，子どもたちが集う中，みんなで農耕体験を楽しみました。粘土団子農法という野菜の種を入れた粘土団子を畑にまく手法や，小さなポットへの野菜の種まきをしました。畑で育てた大根や小松菜を収穫し，地域の方や保護者へのプレゼントにしました。子どもたちが育てたお米でおにぎりを作って食べると，いつものお米とはひと味違った様子で「おいしい」とモリモリ食べる姿が見られました。仮想をしたハロウィン隊からお菓子をもらう「トリックオアトリート体験」，広い園庭でのシールラリーなど，イベント盛りだくさんで地域の方々，親子共々大満足な1日でした。このような形で地域の方々と交流してみんなの笑顔を見ると，子育ては家庭だけでなく，子どもを取り巻く社会みんなで育てていくことが大切だと感じ，交流できる環境の提供の重要性を認識しました。どうもありがとうございました。