発達支援に関する情報交流の場として、児童精神科医をお招きし、療育に通う幼児の家族を中心として、市内の保育園・子育て支援施設の職員などを対象に、医療・療育面での知識を学ぶ講演会を開催しました。

この講演会は毎年同じ先生に来ていただいて実施しています。医療の立場からだけでなく、特性をお持ちのお子さんの予測される子育てとその理由、対応方法について、また保護者の心のケアについても具体的で的確なお話を頂けます。講演後のアンケートでも「子どもの発達には環境が大事だと改めて感じました。親のメンタルヘルスや余裕が必要だとお話を聞いて伝わりました」「障害についてとても分かりやすく説明していただけてとても良かった」「今日はこの後家に帰ったら子どもを抱きしめ、旦那には感謝の気持ちを伝え、保育園の先生方にはお礼を伝えようと思いました。（略）」などの感想をいただいています。日々の療育の中では伝えきれないお子さんの捉え方や良さの考え方、子育て支援、保護者へのいたわりの思いを改めて伝えて頂けていると感じています。職員もこの講演会を拝聴し、情報を共有する事が出来ています。どうもありがとうございました。