毎年開催している障害者を主体にした音楽イベントですが、コロナ禍にあっても実現して欲しいとの思いを受け、今年はコロナを吹き飛ばそう！との思いで「祭り」をイメージし、五穀豊穣疫病退散の祈りを込めて、感染対策を十分した上でホールでのリアル開催とした。
第１回から継続参加している団体は、毎回レベルアップし初回には舞台で動けなかったメンバも踊ることが楽しくて仕方ないといった表情に成長し、観客に感動を与えた。
「ぽこあぽこ」のハンドベル演奏は、コロナですべての演奏活動がキャンセルとなった中、唯一のチャンスに掛ける姿は観客の感動を呼び、参加した２団体からその場で演奏依頼を受け、私たちが目指す市民に認められるアーティストを育てたい！との思いに近づいた。

コロナ禍で半ば諦めていた企画だったが、社会福祉協議会関係者の強い後押しと、出演者の熱い願望に応える形を模索して実現した。
コロナ禍による経済不安の中、支援者からの協賛金が期待できないことから開催が危ぶまれたが、助成金で開催可能となった。
出演団体には一切経済的負担を掛けずに開催するという、ポリシーに賛同したプロ歌手も、同じ舞台で楽しむことが出来、障がい者と健常者の枠を超えた空間を演出することが出来た。
舞台を見た観客からその場で、出演依頼を受けたことは、出演者にとって大きな励みであり、そのような場を提供できた主催者として、助成金をいただくことに心から感謝申し上げます。
コロナという災難に臆することなく、果敢に生き抜く出演者の強いエネルギーを感じ主催した私たちが励ましを頂いた。