当センターにおいての最大の目的は、『通所者の居場所づくり』と『作業を通じた社会復帰』であります。通所者は心の障がいを抱え、通所日以外は、自宅で多くの時間を過ごし、こもりがちになっているのが現状です。作品づくりや季節の花・農作物を作る機会を増やし、物を作る楽しさや、農作物ができる過程を学びながら、活動意欲を増やす目的として考えております。
今年度は、新たな手工芸品及びお菓子作り、農作物にもチャレンジし、取り入れたいと考えております。昨年度で自分たちが収穫した野菜などは地域の方々に販売すると、即完売するなど「物が売れるよろこび」も増しております。

原材料費や光熱費の高騰が続くなかで、 助成を受けることで安定的な原材料の確保につながっています。
利用者の特性上、菓子類も製造過程のミスで商品にできない場合も多々あります。
これまでも助成をいただくことで安心して原材料を購入することができ、利用者も失敗を恐れずいきいきと作業をしてこられました。
また、職員も同様に新商品の開発に前向きにチャレンジすることが出来、利用者の楽しみにもつながっています。
現在好評をいただいている、マドレーヌやシフォンケーキも、これまでの皆様からの支援の積み重ねによるものです。ありがとうございます。
これからも障がいのある方が地域で自立して暮らしていけるよう、また地域の皆さんに愛される施設であるように頑張って参ります。