触ってみよう　作ってみよう　みんなのアート開催事業（継続）
（開催時期）　令和4年10月頃
（会場）　公的施設の展示ギャラリー
（対象）　視覚障害者及び一般の方
（内容）　バリアフリーな美術展（作品数30点）
・この美術展では、著名な作家作品を複数展示する。作品には、音声機能による解説をつけると共に、来場者が作品に直接触れることにより、一層の作品理解をしてもらう。
・作者自ら来場してもらい、作品解説や作成意図を説明してもらうギャラリートークを開催する。
・今回は、美術展と合わせて粘土細工等のワークショップを開催し、美術を楽しむきっかけや方法を提案する。

『第3回 触ってみよう、作ってみよう、みんなのアート』
　この度、赤い羽根共同募金の助成をいただき、「触ってみよう、作ってみよう、みんなのアート」を開催しました。幅広い年代の方々にご来場いただきました。皆様には心より感謝申し上げます。今回の美術展には、彫刻に加え、トールペイント、ステンドグラスも展示し、県内外5名の作家の作品を展示しました。視覚障害者の方が彫刻・トールペイント・ステンドグラスに（手袋を通して）触れ、肌で感じながら作品を鑑賞され、喜ばれている姿を拝見しました。ワークショップは、場所を変えて開催。講師の指導を受けながら、段ボール編みコースターの制作を実施し、和やかな雰囲気の中で行われました。
　障害の有無に関わらず、一緒に芸術作品を楽しむという可能性を周知することができ、ユニバーサルデザインな美術展となりました。本当にありがとうございました。