平成２７年度からの生活困窮者自立支援制度により、収入や生活の相談、仕事探し、病気や健康・障害といった様々な課題を重複して抱えている人に相談支援を行ってきた。その中でも、明日の生活ができない、食べる物も無いといった相談者へ緊急食糧等一時支援を行ってきたが、 自立を促すためには新たな支援の枠組みが必要だと分かった。生活困窮の相談者の生活や生命の安全を図りながら、確実に自立に繋げる取組を進める。そのためこれまでの支援に加え、新たにリサイクル事業、代用品レンタル事業の２事業を補完し、４事業を生活困窮者支援事業「きりふだ」と総称し、安全かつ確実な自立に向けた事業実施を行う。

・相談することも不安だったが、思い切って相談して良かった。食糧を頂けてほっとした。
・入院費用が嵩み、退院後の生活が不安だった。きれいな布団を頂き、気持ちよく寝れて、ほっとした。
・子どもに十分に食べさせるお金も無く、不安だった。頂いた食糧の中にお菓子などもあり、うれしかった。