就職する児童の就職支度金として支援する。

令和３年度は、高校生５名が施設を退園し、進学・就職しました。退園の準備をする中で、住居費・交通費・衣類代・携帯電話代など、「生活」にたくさんのお金が必要だということに、改めて驚きと不安を抱えていました。４月からは、一人暮らしを始めていますが、家族からの経済的な支援が困難な子どもたちでしたので、助成金をいただくことで、職員と一緒に家電や生活用品を揃えることができ、初めての一人暮らしへの不安も、少しは和らいだようです。児童養護施設を退園した後も、様々な不安がありますが、一番大きいのは経済的な不安だと思われます。たくさんの方のご支援のおかげで、新生活をスタート出来ましたことに、高校卒業生一同、心より感謝しております。ありがとうございました。