行政・民間が協働し、自殺予防の対策を実施し、その結果自殺者も昨年は20,169人で9年連続減ですが、いのちの電話にかかる内容は厳しいものがあります。高齢・介護等で相談員を辞める人も多く、24時間365日体制を確保するためには、相談員の確保が必要です。相談員は全員ボランティアです。相談員を増やすためには広報活動が１番必要です。

コロナ禍の中で不安や悩みを抱え、危機的状況に置かれた人達の訴えを聴き受けとめ、共に考える事により、掛手の動揺や混乱が吸収され整理されて自己洞察に至るプロセスをサポートすることが「北九州いのちの電話」の使命です。いつでもどこでも必要な時に対話できるはずの「いのちの電話」に掛けても常に話し中で繋がらない現状の中、聴き手の高齢化や家族の介護、自身の健康の問題、転勤などそれぞれの事情で活動から撤退せざるを得ない活動者も多くなっています。
時代の流れからここ10数年自殺志向の相談も多くなっています。
電話を受ける相談員は全員ボランティアです。ただ、運営するためには資金が必要です。
福岡県共同募金会様の補助金は「いのちの電話」の啓発活動、相談員の募集に活用させていただきます。今後とも自殺予防の活動に相談員一同頑張ってまいります。ご支援ご指導の程よろしくお願いいたします。感謝いたします。