全国の老人クラブの組織率が著しく低下しており、名古屋市また当国おいても例外ではありません。高齢者の孤立化、孤独死、非交流化による心身の機能低下、認知症の増加傾向がみられます。
令和2年早々からの新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント活動の中止や制約を受け、身体的・精神的にもこの影響によるフレイル(虚弱)高齢者の増加が懸念されました。介護予防の観点からでも老人クラブの日頃からの生活支援機能が期待されているところです。
このため、より一層に地域の老人クラブ会員による「日頃の声掛け運動」「サロン＝茶話会活動」「趣味＝サークル活動」など各種事業に取組み、インナーコミュニケーションの活性化、仲間づくり・会員の増強(入会勧誘活動)を図っています。

共同募金へのご協力ありがとうございました。なごやかクラブ瑞穂(区老人クラブ連合会)は、地域の高齢者の集まりです。
区域を単位として概ね60歳以上、15名以上の高齢者で結成し、区内11学区70クラブ合計約2,600人の会員で構成しています。地域高齢者相互の支えあい、健康づくり活動、社会奉仕活動、親睦活動を行っています。
なごやかクラブ瑞穂では、高齢者の孤立防止・支え合いづくり、要介護・認知症予防、健康寿命の伸張などを目的に、会員増強・仲間づくりの推進を図っており、総会では会員増強・仲間づくりなど地域貢献に著しい功績があったクラブに顕彰を行っています。
この事業は、共同募金の助成金により支えられています。