琴平町のまちじゅうに小さな本棚（図書館）を設置し身近にいつでも本と人がつながる居場所を、人との出会いから郷土愛の継承を、町立図書館への機運を目ざしている。
図書館は、貸し出しの有無などルールについては館長が決め、カフェ、病院、役場、銀行、個人宅などで、現在22か所の図書館が開設された。
ホームページの開設、広報誌発行、読書手帳の増刷など共同募金助成金等により進んでいる。
郷土愛を深める取り組み等として「ちょっとこばうれしくなる勉強会」や講演会を開催したり、朝市での一箱古本市を開催し、人と本がつながることによる文化、知的な出会いを作る。

年に1度発行する琴平町全戸配布広報誌とホームページの運営費を頂き、地域の人々や町外や町外の人々への周知と利用を促すことができている。広報誌には、年間の活動報告や新しく加わった図書館などを紹介できており、SNSでの発信のみでは、いきわたらない層の方々にも利用と周知が出来ていてありがたい。拡がりを感じている。琴平町民生委員の方々に向けての講和や高齢者も向けての「頭のげんき塾」に加えて著名な児童文学者「杉山亮」氏、図書館に詳しい「太田剛」氏をお招きしての勉強会とまちじゅう図書館館長による「ちょっとこば嬉しくなる勉強会」なども開催できた。他の助成金が無い中で、赤い羽根共同募金の支援はとても有難い。感謝している。