『超・超低床フロアーベッド整備事業』
そだち園は重度の知的障害を抱える方の入所施設になります。
現在、介護ベッドを使用している利用者さんにおいてこだわり行為を行おうとベッドから移動する際に、転落してしまうという事故が増えています。
ただ、ベッドの両サイド上下に柵を使用することは身体拘束に該当するため、ベッド柵を使用しない方法を考えてきました。
検討を重ねた結果、高さを限りなく低くできる介護ベッドを購入し床との段差を出来る限り小さくすることと、使用する利用者さんによっては、その段差分にもマットを敷くことで床と介護ベッドとの段差を完全になくす対応をとることといたしました。
利用者さんにとっては、若いころと同じようにこだわり行為を見せようと動くのですが、それに体がついていかず事故につながるため、介護を必要とする重度の知的障害者を抱える利用者さんに対する支援として、この事業が一つの切り札となればと考えています。
超低床介護ベッドは、利用者さんを4点柵で囲うことなく安全を確保することができ、ベッドを利用する方の尊厳に大変考慮したものになります。床と高さわずか10㎝程度であるので、万が一ベッドから転落しても大きな怪我には繋がりにくく、また、マットを敷くことでベッドと床との差が更に縮まるので、怪我のリスクを通常のベッドより大幅に軽減できます。ただ、金額が通常の介護ベッドよりも割高であるのでどうしても自前での整備には躊躇していました。今回、共同募金会から超低床ベッドの購入に際し配分金をいただき整備する事ができました。そして、実際に利用者さんの事故を防ぐことにも役立たせることが出来ました。ご寄付いただきました皆様、本当にありがとうございました。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 超・超低床フロアーベッド整備事業 |
活動の目的 | 社会福祉施設支援 |
団体名 | そだち園 |
活動の対象 |
障害児者全般 |
活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
活動の機能・形態 | 備品・機器・車両整備 |
活動内容の補足事項 | 超・超低床フロアーベッド整備 |
助成金の使途 |
備品購入費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した場所 | 当施設 |
活動を実施した年度 | 令和4年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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