網膜色素変性症の専門医や研究者を講師として招き、患者と家族を対象に網膜色素変性症の病因や治療費の研究の現状、低視覚ケアについて講演。質疑応答も受け付ける。【災害等準備金取り崩し助成】

今回の医療講演会は、日本網膜色素変性症協会の主催で各都道府県の8協会の会場をzooｍで結び開催しました。神戸アイセンター病院の平見恭彦先生から、「網膜再生医療の今」という演題でご講演いただきました。今、最も期待されている治療法の1つであるiPS細胞による視細胞移植を実際に患者に行った臨床試験チームの主要メンバーである先生から直接お話をお聞きできる貴重な機会でした。iPS細胞が生まれてから現在に至るまでの過程やご苦労、そして今後の展望など、患者にとって大変興味深く、希望の持てる内容でした。ご講演終了後には、各会場から直接先生に質問もさせていただき、また、都道府県協会の会長の話も聞くことができて、全国で同じ病気と闘う仲間の存在を感じることができる機会ともなりました。募金にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。