『手話通訳者養成担当講師の養成事業』
手話奉仕員養成講習会を担当する、ろう講師、聞こえる講師10名が受講し、手話通訳者養成カリキュラム、手話通訳Ⅰの概要、テキストの内容、指導のポイントと指導案作成、要約の学習及び読み取り・聞き取り通訳の指導について、講義及び実際の講座指導の演習としてモデル講座と模擬講座を行いました。講師は現在、手話通訳者養成を担当している県内講師を中心に、県外講師として全国手話研修センター手話通訳養成テキスト編集委員の近藤龍治氏(香川県)、群馬大学准教授の中野聡子氏に依頼しました。モデル・模擬講座のときは、手話通訳者養成講座の受講者に協力頂きました。中野先生の講義は、手話通訳者養成講師団へも公開し、日本語とは違う手話言語の表現について、ろう者の手話表現から学び、言語の違いを意識して指導していくことなど学ぶ事ができました。
手話通訳者を養成する講師確保の為に行い、指導技術の向上の為の研修にもなりました。特に、日本語と手話言語の違いを理解し、メッセージの意図をつかみ翻訳する事、考え方を改めて学び直し、要約の学習、読み取り通訳、聞き取り通訳、場面通訳の指導方について研修し講義で学んだ事を実際の指導に活かせるよう、モデル講座と模擬講座の実習を行い、評価についてみんなで話し合い、具体的な研修、日本語の話を十分に読みこなす事、手話に翻訳する時、手話言語の文法の特徴を十分に活かすポイントとし確認でき、第一言語が日本語である受講生にとって、第2言語である手話言語の習得が困難である事も意識し、手話奉仕員養成講習会の段階から日本語と違う手話言語の特徴、表現を丁寧にスモールステップで、学習を積み重ねていく指導が大切である事が分かりました。もっと学びたいとの声が多かっです。ありがとうございました。今後も温かいご支援をお願いします。
募金の種類 | 赤い羽根共同募金(広域) |
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活動の名称 | 手話通訳者養成担当講師の養成事業 |
活動の目的 | 社会参加・まちづくり支援 |
団体名 | 社会福祉法人富山県聴覚障害者協会 |
活動の対象 |
障害児者全般 介助者・家族 住民全般 ボランティア |
活動のテーマ・分野 | 障害者福祉 |
活動の機能・形態 | 啓発・普及 |
活動内容の補足事項 | 手話通訳者養成担当講師の養成事業 |
助成金の使途 |
謝礼 企画・調査・研究費 研修費 通信運搬費 消耗品費 |
活動の頻度・利用者数・個数・部数 |
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収入の内訳 |
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活動を実施した年度 |
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ご協力、ありがとうございます。
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