【日時：令和4年6月～令和5年3月　場所：富山市、呉西地区、呉東地区】
平成20年から「ロービジョンケア便利グッズ展示会＆相談会＆音声パソコン体験事業」を実施してきており、大きな成果を出しています。本事業の実施により、視覚障害者の方々へ便利グッズの情報提供を行うことにより、失われた視覚情報の代用として支援機器を使うことにより、QOLの向上につながる。また、講演会を行うことにより、視覚障害者を支援している関係団体のスキルアップにもつながり、よりよい支援を行えるようになる。ロービジョンケアは、医療・教育・福祉・ボランティアなどの視覚障害に係る団体の連携が必要であり連携が円滑に行われることにより視覚障害者への支援にもつながる。

Bitsとやまの勉強会場にてiPhoneや音声パソコン体験を23回実施。サンシップとやまにて、iPhoneの導入相談や拡大読書器のデモを2回行った。相談者自宅にて拡大読書器のデモやiphone並びに音声パソコンのデモ、白杖購入相談、遮光眼鏡のトライアルなどを延べ9回実施した。「視覚障害者の就労に関する講演会」並びに就労相談を実施した。会場20名、Zoomオンライン参加29名、個別就労相談3名。
今年度もコロナ禍での事業活動となりましたが、事業内容を変更して、大きなイベント形式ではなく、個別相談などを実施して、たくさんの方にロービジョンケアの情報提供や機器導入についてのサポート事業ができたと思います。また、3月には、ハイブリッド形式での講演会も実施でき、多くの方に視覚障害者への就労支援の在り方をお伝えすることができたことは、本当に良かったと思います。
本当にありがとうございました。