【日時：令和4年10月28日 会場：富山県民会館】
少子化が年々進み、子育てをめぐる環境が変化してきている今日、子育ては保護者だけでなく、社会全体で支えていく事が求められている。また、地域や家庭における子育て機能の低下が指摘される中、未来を担う子ども一人ひとりが心豊かに生まれ育ち、保護者も夢を持って子育て出来るようそれぞれの地域の応じた子育て環境の整備、次世代育成の取組が求められる。保育所職員が地域に出かけ「保育の出前」の実践活動を通し、子育ての楽しさや喜びを地域社会へ広めるなど、子育てしやすい地域づくり、このような活動を進めていく中で、様々な悩みや生活上の不安を相談されることも多く、保育所側から積極的にその家庭を支えていくことも保育の一環として大切になってきている。本研修会では、現在の子育てをめぐる状況や課題を改めて理解し、相談援助に必要な知識や技術を学ぶことをねらいとして開催する。

県内の保育園がそれぞれの地域の子育て支援の基盤強化や福祉サービスの連携・交流、子どもや親等の社会参加の促進に向けて活動を行うために必要な、保育者の相談援助技術(保育ソーシャルワーク)の向上を目的に、子育て相談・家庭支援専門研修会」を行い、子育て相談等の援助技術を学んだ。
・コロナ禍にあり、活動に制限はありましたが、県内の保育所(園)がそれぞれの地域の子育て支援として、「保育の出前」や保育所(園)等を通じて子育て相談などの事業活動を行うことができました。また、子育て相談援助技術の向上を目的に、「子育て相談・家庭支援専門研修会」を行いました。参加した保育所(園)・認定こども園等の関係者は、日々の保育や子育て支援を円滑に進めるための講義や演習を通して、相談支援に対する自からの援助の姿勢や子育て支援について改めて見直すことができ、意識の向上につながりました。ありがとうございました。