【日時：令和4年9月25日 場所：富山県視覚障害者福祉センター】
コロナ禍を経て3年ぶりの開催となり、コロナ以前の実施より内容・時間を縮小して午後から開催した。日頃の「生きがい教室」の活動発表や、福祉機器・用具の体験・相談、飲食品販売を行い、小規模ではあったが、一層の自立と社会参加の推進・理解啓発を図ることができた。また、ボランティアが福祉機器・用具コーナー、飲食の販売に協力くださったことで、利用者も共に学んだり楽しんだりして、普段は互いに知ることのない情報を交換・共有場とすることができた。

「視覚障害者文化祭・福祉機器展」を開催。昨年は、3年ぶりの開催で、コロナ前より内容を縮小して実施しましたが、待ちに待った参加者により久しぶりに歓声に包まれた半日でした。恒例の福祉機器展示コーナーでは、AIスピーカーや音声体温計についてボランティアが紹介・アドバイスをして、会員が熱心に説明を聞いたり体験したりしていましたが、ボランティア自身も一層関心が高まった様子でした。この文化祭は、会員が日頃から努力を積み重ねている「生きがい教室」(コーラス、民謡、カラオケ、囲碁他)の活動を発表できる貴重な場でもあります。コロナ禍で、その発表の場も奪われてきた近年ですが、会員の生き生きとした表情がとても印象的でした。日頃は一堂に会することのあまりないボランティアと会員等利用者が共に活動できたことも大きな成果です。今後とも、視覚障害者の福祉向上のため、温かいご支援をお願いいたします。ありがとうございました。