石川県ろうあ組織活動者研修会では、地域の聴覚障害者団体及び手話・要約筆記団体の会員等が一堂に会し、ろう者の権利を守ることを中心にした講演を含め、研修会を開催する。

　石川県社会福祉会館大ホールと自宅からオンライン視聴参加のハイブリッド形式で開催し、本会会員をはじめ関係団体会員を含む、会場参加56名、オンライン参加42名の計98名が参加されました。
　県内のきこえない人を取り巻く社会参加促進のため、本月１月に逝去された当法人顧問の北野雅子さんと共に歩んだろうあ運動を振り返り、本会会員の宮崎義一氏、鴻野一緒氏、大倉富夫氏よりお話していただきました。
　宮崎氏は県内初の手話サークル「あての会」誕生や県ろう協事務所開設について。鴻野氏は「アイ・ラブ・コミュニケーション」パンフレット普及運動や「石川県手話通訳制度を確立する推進委員会」の取り組みについて。大倉氏は平成3年に世界ろう連盟理事長リサ・カウピネン氏が北野さん宅訪問時の様子や奥能登ろう者の集いについて、お話されました。皆様からご寄付をいただき誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。