＜現在の状況＞当事業所は、重度の障害者が通所している。親の高齢化により自宅での入浴が困難なため、入浴希望者が多く、毎日入浴サービスの提供を行っている。入浴介助の際に使用するストレッチャーは、購入後10年以上経過し、作動ボタンを押しても動かない等その都度修理を行い使用している。本来はすぐにでも購入すべきであるが、重度利用者の入院や自立給付費が減少傾向にあり購入できない現状である。
＜どのように改善したいか＞新しいストレッチャーを整備し、毎日継続した入浴サービスを提供したい。
＜期待される効果＞継続した入浴サービスの提供により、利用者の清潔が保たれ、保護者の介護負担の軽減につながる。保護者から毎日入浴させたいとの要望もあり、計画どおりに入浴が実施できることで、より多くの利用者が入浴できるようになる。

この度、暖かい共同募金の配分金で入浴用電動ストレッチャーを購入することができました。当施設は、重度の障がいを持った方が利用されています。多くの方が座位を保持することができず、家庭での入浴が困難なため、施設での入浴を希望されています。以前使用していたストレッチャーが度々故障していたため、やむを得ず入浴をお断りすることもありました。今回、新しいストレッチャーを購入できたので、現在ではご利用者様の希望に沿い、継続して入浴サービスを実施しています。職員はもちろん、ご利用者様とそのご家族様も喜んでみえます。本当にありがとうございました。