＜現在の状況＞当施設は、知多半島北部圏域を対象に身体・知的・精神障害、難病等幅広く障害者を受け入れている。送迎希望も多く、すべての車両を稼働させ送迎を行っている。購入後18年を経過した軽自動車は、道の狭い場所にも効果的に利用でき、納品車両としても活用しているが、車両の部品調達が難しくなってきており車両の更新を検討している。
＜どのように改善したいか＞利用年数的にも限界にきている送迎・納品車両をハイルーフ、スライドドアの車両に買い替え、利用者の乗降時の負担を軽減するとともに、納品運搬の効率化を図りたい。
＜期待される効果＞片麻痺の利用者の乗降がスムーズになり、介助もしやすくなる。納品車両にも活用でき積載量が増え、納品等の効率化を図ることができる。
【走行距離：118,000㎞　初年度登録：平成15年10月】

当施設は、身体障害者受産施設として設立し、定員39名の就労継続B型支援事業所として運営しています。現在は知的障害者や精神障害の方や、50歳後半の脳血管性の中途障害の利用者も増えてきており、両親も高齢のため送迎を希望する方が多くなっています。また、障害特性に合わせ20種類程度の仕事を企業から請け負っているため、納品等に出かける機会が増えてきています。今回、18年使用してきた車両を更新し、スライドドアとバックモニターを取り付けたことにより、安心安全に利用者も職員も使用できるようになりました。今後も利用者の能力に合わせ多様な仕事を提供し自立支援に向けていきたいと思います。ありがとうございました。