コロナ禍における子どもたちの学びや遊びの場や、ご家族の子育てをサポートするために事業を実施している。令和3年度は、その形として、中止となった「ふるさと夏まつり」を代替補完する目的で「たかとり子育て応援団　夏まつり」を開催し、延べ500名近くの参加を頂き、コロナ禍で出かけるところがない中、ご家庭での夏の遊び場づくりを演出した。12月からは「たかとりの年末年始」と称して、各種団体の応援を得て、失われつつある年末年始の伝統行事や自然体験を通して、学びや地域愛を育めるよう遊び場づくりを行っている。令和3年度の活動資金は、各種団体の持ち寄りや、寄付金といった費用で運営されている。令和4年度も冬の行事を継続開催したい。　

年末年始の子どもたちの遊び場づくりや体験メニューとしてイベントを7回実施しました。「田んぼマルシェ」では餅の袋詰めやごんだ汁の振る舞、「クリスマスに星空を観る会」では冬の星空観察、「冬休みみんなと一緒に宿題をしよう会」では冬休みの宿題をしたあとに餅つき、米ピタゲーム、「晦日の鐘」では鐘楼門に上って鐘つき体験、「凧づくりと凧揚げ会」では自作の凧の制作、「kodomoしごとコンビニ」ではお仕事体験、「奈良のシャボン玉おじさんがやって来る」では地域の美化活動とシャボン玉アートと、様々な団体と共同で子どもたちが順々に体験して楽しめる枠組みを作成し、実施しました。共同募金の助成をいただいたおかげで、子どもたちの冬の遊び場が提供でき、地元地域での年末年始の思い出を作ることが出来ました。心より感謝申し上げます。