分園型小規模グループケアにて児童の自立を促すために、家庭的養育を重点において家庭に近い台所を完備し、児童自らが調理できる環境を整えた。しかし十分な予算が確保できず、調理機器は数十年経過した老朽化したものを使用しており、電気の不具合や破損など不具合が発生している。食は最も大切な自立への道につながるため、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器等を整備し、調理を通じて施設退所後の生活力つけさせたい。

CBCチャリティー募金 広げよう子どもの食支援事業のご支援をいただきまして、誠にありがとうございました。
児童たちの自立のために、食事作りは欠かせません。昨年度から小規模グループケアに環境を改善したことで、児童たちがより家庭的養育の中で育つことができています。特に、食事作りに関し、自分たちの台所ができたことで、食べることだけでなく、買い物、食材、栄養にも関心を持つようになり、18歳で自立したあと、この経験によって、自分で食事を準備することができるようになります。今回ご支援いただいた家庭電化製品ですが、どの家庭にもあるもので、児童たちが自分たちの家として台所に立ち、食事作りを率先して手伝うようになりました。新しい冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器が設置され、児童たちは大喜びしています。物を大切に使うことも今後は家庭的養育の中にとりいれ、個々の支援に結びつけていくことができるよう邁進してまいります。