ひきこもりになってしまう背景等への社会の理解を深め、当事者が就労し、自立して生活していくことを目的として、ひきこもりについて理解を深めるセミナーを開催する。参加対象者はひきこもりの家族、企業経営者、企業関係者、行政関係者、一般の参加者、当事者など１００名程度。

この度は、当法人が開催する「若者の自立を考える親と地域のためのセミナー」に助成をしていただき誠にありがとうございました。講師に桝田智彦氏（臨床心理士）を迎えて、「ひきこもる理由と回復について～親や家族だけで抱え込まないためには～」をテーマに基調講演をしていただきました。リアル開催に加えてＷＥＢ会議システムを併用して行いました。ご家族の方、一般の方、支援者、企業経営者等を含む地域の方110名の参加がありました。参加者アンケートでは、「『親支援』だけでなく、支援者・民間の立場がどう社会を変えていくのか非常に勉強になりました。分かりやすかった」といった感想が寄せられました。今後も引き続き、生きづらさを感じている若者や社会と距離を置いている方々が、安心した環境の下で社会参加をしてそれぞれが納得した人生を送ることができるよう地域で支援の輪を広げていけるようにしていきたいと思います。