当会では、障がい者の工賃向上を推進するため、障がい者施設で生産された製品の展示販売会を実施している。
昨年度はｺﾛﾅ禍で販売会の回数は減少したものの、販売会の回数は50を超え、販売実績は前年度比95.6%と健闘したところである。
しかしながら、展示販売会で使用しているﾃｰﾌﾞﾙｸﾛｽやのぼり旗が老朽化していること、また販売会が複数ある場合にﾃｰﾌﾞﾙｸﾛｽ等が不足することが課題となっている。現行予算の枠内では対応が困難な状況にあることから、共同募金の配分金により販促ﾂｰﾙを整備する。
具体的には、授産製品の保護と魅せるためのｵﾘｼﾞﾅﾙのﾃｰﾌﾞﾙｸﾛｽ（40枚予定）と販売会をPRするのぼり旗（30枚予定）の整備を行う計画である。

今回、授産製品展示販売用オリジナルテーブルクロス（大・小２種類で45枚）、のぼり旗（30枚）作成に係る助成金をいただきまして、誠にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症も落ち着きつつあり、今まで開催できなかった販売会を挽回するために、今年度は積極的に販売会を計画しております。福島県内をはじめ新潟県、埼玉県、群馬県及び東京都で販売をし、福島県内の障がい者施設製品を皆様に知っていただける機会を増やして参ります。
のぼり旗は販売会をする上で、お客様を誘導するために非常に効果的です。テーブルクロス（小）は商品陳列の平台の中敷きとして手間を掛けずに引くことができ、テーブルクロス（大）は会議用テーブルで販売を行う際に全体を覆うように使用することができます。助成金で整備したこれらの備品を有効に活用させていただきます。寄付者の皆様、本当にありがとうございました。