軽費老人ﾎｰﾑは本来介護を必要としない60歳以上の方が対象であるが、近年は訪問介護・看護を利用しながら入居される方が増加している。
現在、保有する1台の車両（H21年度共同募金で整備した軽自動車、使用年数12年、走行距離108,000ｷﾛ超）を使用して利用者の通院やﾄﾞﾗｲﾌﾞ等の余暇支援を行っている。しかしながら、車両の経年劣化が顕著となり、加えて車椅子の方が8名いるなど、車椅子ごと乗り込めるﾀｲﾌﾟの車両整備が喫緊の課題となってきた。
自己資金での整備も検討したが、当法人は前法人の倒産を受け平成29年3月に設立し、同年7月1日から事業を譲り受けたため、資金的に厳しい状況にある。安全・安心な利用者の送迎のため、共同募金の配分金により車両整備（増車）を実施する。

このたびは共同募金の配分決定をいただき、誠にありがとうございました。お蔭様で新しい送迎用車両（車椅子仕様車）を購入することができ、令和4年12月に無事納車の運びとなりました。
今後は、日々の送迎のほか、緊急時の対応に活用したり、お食事ﾂｱｰ等のｲﾍﾞﾝﾄにも車椅子を使用する利用者の皆さんが参加できるよう、準備を進めて参りたいと考えております。
赤い羽根に善意をお寄せくださいました寄付者の皆様に対して、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。