障がいのある人の社会復帰や生活に対する援助・支援を行うため、当事業所では利用者の皆さんと一緒にﾎﾟｽﾃｨﾝｸﾞや農作業等の作業を行っている。
現在、保有する4台の車両を使用して約17名の送迎を行っているが、うち1台の車両が老朽化（使用年数12年、走行距離15万ｷﾛ超）してきた。その他の車両も10年程度使用しているものばかりであり、事業所としても計画的な更新・整備が必要と考えているものの、資金的に余裕がなく車両整備までは手が回らない。
そこで、利用者の安全・安心な送迎が可能となるよう、共同募金の配分金により老朽化した車両の更新を実施する。事業所として、増加する利用者の送迎ﾆｰｽﾞに応えることができる体制を整備して参りたい。

私達は障害者総合支援法に則り、就労継続支援B型事業所ｷｬﾛｯﾄ八山田、として利用者の自立支援を促進するためのｻｰﾋﾞｽを提供しております。当事業所の提供ｻｰﾋﾞｽのひとつに送迎業務があり、郡山市内は勿論、本宮市、三春町と広範囲の地域から利用者を送迎しておりますが、開所から10年を経過し、走行距離が15万ｷﾛを超え更新の時期を迎えておりました。私共の財源は、障害福祉ｻｰﾋﾞｽ費のみで余裕がなく、この赤い羽根共同募金の助成金に応募した次第であります。
お蔭様でこのたびり新しい車両を購入することができ、利用者の皆様に安心で快適な送迎ができるようになりました。大変有難く感謝申し上げます。
1947年の「国民たすけあい運動」から始まったこの赤い羽根共同募金の「困ったときはおたがいさま」の気持ちを、私達も大事に持ち続けていきたいと思います。募金を下さった皆様、本当にありがとうございました。