当事業所は平成30年10月開所の生活介護の事業所で、現在27名の利用者（約半数が医療的ｹｱが必要な重度の障がい者）が通所している。
開所後3年目を迎えたが、事業が軌道に乗るためにはまだ時間が必要なことから、事業所として送迎用車両の整備ができず、利用者の家族に送迎をお願いしている。
しかしながら、近年、利用者の家族の高齢化が進み、送迎の要望が増えてきた。現時点で確認したところ、17名ほどの利用希望があり、送迎車の確保は今後事業を継続していく上で、大変重要な課題となっている。そこで、今回の共同募金の配分金を活用して、送迎用車両の新規整備を行うものである。

共同募金の配分金により、送迎用の福祉車両を導入することが出来ました。
これまではご家族に送迎をお願いすることが多かったのですが、ご家族の高齢化や勤務の都合もあり通所が困難な利用者もおりました。
今後は福祉車両を送迎に使用することで、ご利用者やご家族の負担を軽減するとともに、安心して通い続けられるようになることが期待されます。また、ｺﾛﾅの状況を見ながらではありますが、お花見やいちご狩り等の外出ｲﾍﾞﾝﾄにも積極的に取り組んでいきたいと考えております。寄付者の皆様への感謝の気持ちを忘れず、いただいた車両を大切に使用します。本当にありがとうございました。