平成18年から生活介護の事業を開始し、現在32名の利用者が通所している。市内には中度・重度の障がい者の入浴ｻｰﾋﾞｽを実施する施設がないため、震災後、特に入浴ｻｰﾋﾞｽを必要とする方が増加してきた。
しかしながら、15年間毎日使用してきた浴室であるため、壁や天井の黒ｶﾋﾞ等の衛生面の問題、床のめくれによる転倒の危険性の問題など、早急な修繕工事が必要な状況である。
利用者の安全・安心な入浴のため、配分金により浴室の修繕工事（手すり、床、壁、天井の修繕）を実施し、利用者の生活の質の向上に努めて参りたい。

脱衣場、浴室の改修に対して、共同募金の配分をいただきありがとうございます。
お蔭様で、床のめくれが直り、脱衣場から浴室へ車椅子での移動時や利用者さんが裸足で歩いている時に引っかかったりすることなく、安全に移動することが出来るようになりました。また、壁、天井の修繕、床の修繕、手すりの設置で、黒ｶﾋﾞがなくなり、手すりが使えるようになり、安全面・衛生面の課題も解消されました。
今後とも事業所として、利用者の皆さんに安全・安心な入浴ｻｰﾋﾞｽを提供し、生活の質の向上に努めて参りたいと思います。募金をお寄せくださいました皆さま、本当にありがとうございました。