南砺市でも少子化や核家族化、共働きの家庭の増加など、子どもたちを取り巻く環境が変化し、住民の価値観も、都市化やデジタル化といったライフスタイルの変化から多様化してきています。
　そんな中、豊かな自然に恵まれた南砺市だからできる「子ども達が子どもらしく成長できる環境づくり」「子ども達が自然に目を向け関心を持てる機会づくり」を自然体験や農業体験を通じて支援します。
・自然農法でのお米や野菜の栽培体験、お料理体験、生き物の飼育
・自然教室、山遊び、間伐材利用など

コロナウィルス感染症の影響を受けながらも、一年間の農体験や自然体験を通して、自然と関わる活動を行うことが出来ました。田んぼの苗床・畑の畝作りから収穫後の口に入るまでの工程を全て体験。
自然体験では昨年に続いて「瑞泉寺の池の泥抜く大作戦」で泥とザリガニだらけの池をきれいにしようと取り組みました。池に入ってバケツに泥を入れる子や、バケツリレーをしながら裏山まで泥を運ぶ子。暑い夏の日に汗と泥だらけになりながら時間いっぱいに頑張っていました。今年は親子で八乙女山の散歩も実施。山の自然やそこで暮らす生き物、「井波風」にまつわる歴史にもふれる機会となりました。
子ども達には自然豊かな土地で育ったことに誇りを持ち、自然との関わりの中でたくさん感じる力・生きる力を育んで欲しいと願っています。この活動を支えて下さっている皆様に心から感謝申し上げます。