・高次脳機能障害に関して、県内各地に出向いて家族の相談にのるミニ相談会の開催。
・当時者や家族の支えとなる会報誌を年3回発行する。

高次脳機能障害は、脳や心臓等の病気、あるいは交通事故・転落・転倒等で脳を損傷し、長時間意識障害があった人に残る障害ですが、症状も複雑で個人差も大きく、急性期から回復期病院、退院後の生活と、早期から在宅、更に就学・就労に至るまで多くの支援が必要で、その時々で活用できる支援も異なるとても対応が複雑で困難な障害です。そこで早期に専門的知識のある相談支援員につながる必要があります。
当会では会報を多くの皆様にお配りし、また地域毎に当障害に特化した相談会を開いて、一人でも多く支援につながるよう活動しております。皆様から寄せられた善意の募金はこの二つの活動に活用させて頂いておりますし、このことで確実に支援につながれる人は増えております。ご協力下さった皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。