生活支援ボランティア養成講座を修了し登録している方を対象に、より専門的な知識を習得するために研修を実施し、地域での支え合い活動の円滑化・活性化を目指す。

生活支援ボランティアスキルアップ研修を3日間行い、高齢者支援・障がい者支援・生活困窮者支援の現状や課題について触れることが少なかった参加者にとって、生活支援ボランティアとの交流の中で他地区の活動事例を知り、自身の活動を振り返り、生活支援ボランティアの必要性を学ぶいい機会になった。研修後、「今後の活動に大変活かせる」「いくらか活かせると思う」など意見があり、「具体的に支援していく参考になった」「相手の立場・状況に合わせた支援に繋げたい」「自分の考えを押し付けない」など、相手への配慮や立場、状況を理解する重要性について考え、今後に活きる研修となった。今回参加者が少なく開催内容などに工夫が必要であったり、地区ごとに生活支援ボランティアの人数にばらつきがあり、地域のニーズに対応しきれていない現状がある。その為居住地区を越えた活動をしてくれるボランティアを増やしていけるような研修内容を検討していく。