高齢者率の高い阿蘇地域において、小中学生を対象に福祉体験学習を実施することによって、福祉に関心を持ち、高齢者や障害者の方の理解をするとともに関わり学んでいく。介護の魅力を伝え、地域福祉につなげる。

阿蘇中央高校福祉課の生徒が、先生役を担い、阿蘇管内の小学校1校、中学校3校の児童、生徒さんを対象に福祉体験学習を実施することができました。内容は高齢者・妊婦・障がい者疑似体験、福祉レクレーション等です。また、手話での自己紹介や高齢者・認知症に関する講話も行いました。
小中学生の皆さんからは「正しい知識を持つことが大切だ」「みんなで支え合っていきたい」「困っている人に積極的に声をかけたい」などの感想がありました。本校生徒も福祉体験学習を通し、阿蘇市の現状を知り、福祉の魅力を発信することで地域との繋がりを深められたと感じています。このような機会を設けられたのは寄付をして頂いた皆様の温かい気持ちがあってのことだと感謝しています。地域で学ぶ小中高校生を支えていただき誠にありがとうございます。今後も寄付者の気持ちを大事に感じながら阿蘇市の福祉活動に協力していきます。