現在、新型コロナウイルス感染症の社会的影響が、ホームレスや生活困窮者層に及んでいます。ここ2年は、それまでと比べて、私たちの支援活動に参加するホームレスが増加しています。路上生活を余儀なくされた方の話を聞くと、コロナの影響により仕事を失い、生活できなくなったという方が多くいます。特に若年層が多く見受けられます。このように、感染症の社会的影響が生活困窮者に直接的に及んでおり、社会的に孤立しています。いま、仙台市内では、そのような現実があります。路上生活はいつも死と隣り合わせです。この問題に対して私たちは、ホームレス一人一人の命に寄り添い、生きる力を回復し、屋根のある生活を取り戻すこと。さらにこの活動を通じて、誰もが安心して生活できる地域社会を実現することに寄与したいと願っています。