亘理町では、2020年4月より「亘理町生活援助サービス」として、地域に生活支援サポーター事業所を置くこととなった。当方は協議体からの推薦を受け町の委託活動を開始した。しかし、受託事業は、介護保険サービスだが、それだけでは課題解決にはならず、その制度に含まれない困りごとが多く存在している。介護保険適用外の困りごとは、手つかずの状態になっていることが多く震災による核家族化が、この状況に拍車をかけている。「足が悪くごみ捨てに行けない」、「仕事や子育てが忙しく親の通院に付き添えない」、「コロナ感染に伴い日々の生活が営めない」など困りごとの内容は様々で、その解決のため、当事業を知ってもらい介護事業所との連携や地域住民に呼びかけてを行う。そして住民が安心して暮らせるよう活動を続けていく。

応援いただき本当にありがとうございます。地域の困りごとを直に聞かせていただく大変責任のある仕事を担わせていただいています。困っているのは高齢者だけではないと活動していてつくづく感じています。今相談事として挙がってきているのが、精神的障害があったり、制度の支援を受けられないグレーゾーン方たちの生きづらさです。皆さまから応援いただくことで、一人で苦しみもがきながらも一生懸命生きている人たちのほっとできる時間をつくることができるのです。有意義な活動を報告できるようスタッフ一同地域で頑張っていきます。