コロナ禍にあって、やっと活動が可能となり紅葉には少し早いが、比叡山・法然堂にて北本住職の法話、座禅体験、玉城氏の献楽で有意義な時間を過ごし、昼食後には各自散策に向かった。鐘の音、小鳥のさえずり、森林の香り、ヒヤッとする空気、喫茶店のコーヒーの香り、そして土産物を指先で確認したりと、五感をフル活用しての野外活動だった。今回、法然堂への道が険しく下見の結果、タクシーを借り上げて数名をピストン輸送した。車椅子使用者が急坂を体験したいと申し出があり、二人がかりで対応できた。
【総事業費：406,980円】

２年続きのコロナ禍にあっても、たとえ視覚に障害を持っていようが社会参加したい、外出したいと会員の多くが待ち望んでいました。検温、アルコールによる手指消毒、マスク着用等の対策をして、無事に済ませることが出来ました。特に車いす使用者が長年にわたり「迷惑をかけるから」と、リクリエーションの参加をあきらめていましたが、補助者の協力で実現できました。ちなみに比叡の急坂の登り降りを補助した者は数日の筋肉痛体験をしました。本当にありがとうございました。