避難所訓練用の避難所運営ゲーム（静岡県地震防災センター作成）を購入し、三和川合地区及び中六人部地区の２か所で実施した。実施に先立って、ゲームを行う意味やポイント、それぞれの地域における活用法などを防災士から学び、ゲーム終了後には振り返りを行いアドバイスもいただいた。
実際の災害を想定して行うことで、避難所運営にあたり、どのようなことに注意すべきか、日頃から何を準備すべきかなどを学んでいただけた。女性が参加していただけたことで、女性の視点を随所に活かすことが出来、実際に避難所を運営していくにあたり、多様な性・世代の人たちが参加することの重要性を理解していただけた。市役所危機管理室からもご参加いただき、今後一緒になって防災を進めていくきっかけができた。

今年になってからも各地で大災害が発生し、福知山もいつ何が起きてもおかしくないような状況です。そんな中、今回2か所の地域で、避難所運営ゲームを通して設営・運営の重要性、大変さを学んでいただきました。これが各地に広がり、世代・性・文化・言語の差異を意識した誰もが避難しやすい避難所の運営に繋がっていくのではないかと思っています。赤い羽根共同募金にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。いただいた募金を活かせるように、今後も頑張っていきたいと思います。