認知症は社会に参加することでその進行を遅らせることができるといわれていますが、社会参加の場はサロンやカフェなど主に屋内となっています。私たちは認知症の方は屋外での活動も求めていると考え、認知症の方を支えるボランティアの支援を受けながら、市内のウォーキング会に参加する活動をしています。できるだけ支援する人と支援を受ける人という壁を取り除いて、みんなで一緒にウォーキングを楽しむことを目標にして行動し、地域のつながりづくりを進めています。

皆さんの貴重な募金のおかげで、前期は歩こう会に10回参加できました。認知症ご本人の参加は延べ21人と市内の認知症患者の数からみるとまだ少数ですが、参加された方がほとんどリピーターであることを考えますと、それだけ歩くことを楽しんで頂けていると思います。さらに参加者の輪を大きくしていきたいと思いますが、サポーターを増やすことが必要です。その財源となるのが皆さんの募金です。これからも皆さんの温かいご支援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。