情報取得と移動に困難を持つ視覚障碍者が、日常生活のあらゆる場において機器や用具を有効に活用して不便さを解消できるようにするため、聞き・用具等の実物に触れ体験できる情報提供の場、並びに企業・公的機関や福祉関係者等の視覚障がい者への理解につながる情報交換の場を提供する。
（その他金額：自己資金）

視覚障害にまつわる機器類が一堂に集まる機会はないため、機器の選定にこの機会を待っている方もいるほど、この機器展は定着したものとなっています。
新しい機能を備えたスマートフォンアプリが多く出てくるようになり、その使い方を知ったり、実際に体験して使えるようになる機会はますます重要です。今後も有効なアプリを周知して多くの方の生活の質の向上に役立てたいです。
災害への備えの情報は多く、入手することも容易であるが、視覚に障害がある方にとってはなにより体験しておくことが大切です。全盲の防災士の方は、触って感覚で知ることや、自分でトイレの作り方を行う体験や、非常食をどう作るななどの、体験を非常に重視して体験会を構成してくださりました。直後のアンケートでもこの体験会が非常に勉強になったとの回答もありました。
今後もこの様な機会を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。