2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者入所施設「津久井やまゆり園」で起きた障害者殺傷事件から、6年が経過しました。わが国でも稀にみる極めて非道なこの事件は、国民に大きなショックを与えました。とりわけ、障がいのある人や家族はもちろん、私たち障害福祉施設職員や、高齢者の支援を担う者、介護施設で働く者にとっての衝撃は大きく、二度とこのようなことがあってはならないという思いを強くしてきました。事件の翌年から、毎年開催してきた「追悼のつどい」も2022年夏で6回目、「七回忌」を迎え、初めて、二日に渡っての企画を準備しました。2021年、津久井やまゆり園に建てられた「鎮魂のモニュメント」の前の水鏡には「ともに生きる」との文字が刻まれましたが、海外では戦争により、毎日多くの方が犠牲となり、真逆の現実が目の前にあります。

(一部)献花(来場者ごとに随時)折り紙　被害者と家族や社会に向けてのお手紙(七回忌をむかえて)
(参加者からのメッセージ)「こうして毎年思い出すことができることが大事ですね。」「考え続けることが大事なんですよ。」
(第二部)DVD「～ハートネットTV相模原事件から4年”施設”vs”地域”えを越えて・第1回”パーソナル”な暮らしをつくる・第2回”ともに暮らす”は実現できるか？」鑑賞後「事件から6年、いま、私が考えていること」の語り合い
(参加者からのメッセージ)
「人はその置かれる環境や、些細なきっかけにより変わることができる。成長し続けることができる。」