部活動やスポーツクラブ等での指導者による子どもへの暴力について、その現状を知り、なぜ暴力が容認され、まわりの大人や当事者の子どもも受け入れてしまうのか、その構造を学び、子どもが安心して暮らせる地域を目指して、市民ひとりひとりに何ができるのかを考えることを目的とします。子どものスポーツの様々な現場を長年にわたり取材されてきたジャーナリストを講師として一般市民向けに講演会を開催します。講演会は、新型コロナウイルス感染症の予防等のためリモート形式で行い、当日参加できない希望者には期間を限定して配信します。参加費は無料です。

寄附者のみなさま。みなさまからいただいた浄財で、会場参加できない県外の方にも、桜井智恵子さんのお話を届けることができました。子どもをとりまく環境はなかなかきびしいものがありますが、その中で施行された「子ども基本法」が本当に子どもの幸せにつながるのか。「支援主義」に頼り、子どもの権利の保障は支援ではない」との指摘は、多くの参加者がうなづいていました。子どもまん中社会の実現には多くの課題があると気づかされました。