園舎は、昭和５７年に建てられたものであり、これまで保育室の改修や屋根の防水対策工事などを実施している。園舎の外壁については、改修が必要なところを部分的に工事をしてきたが、度重なる大雨などにより、園舎全体の改修が必要になってきた。屋根は平屋根で、昨年防水対策工事をしたが、雨漏りがするので業者に確認したところ、壁の劣化によるひび割れや窓枠の隙間などから浸水していることから、外壁の改修工事が必要となっている。

「あー、カベがまっしろくなっているー。きもちがいいね。白が雲で青い線はお空みたい。廊下のテントの青といっしょできれい。くろいところがなくなったね。」足場が外された日の翌日、園庭で遊ぶ子ども達の声です。木造の旧園舎を現在の鉄筋コンクリートの園舎に建て替えてから41年が経過し、外壁の劣化が著しく、雨漏りや漏電の危険を心配していましたが、今回の助成で園舎全体の塗装工事を実施することが出来ました。これまでの数年間、園児の減少が著しく定員90名から40名へと定員減が続いています。園の運営も厳しく、大きな修繕費の予算が取れない現状があり、外壁の劣化や汚れの修繕が出来ないままになっていましたが、今回の助成金で園舎全体が美しい姿に生まれ変わりました。たくさんの人々の善意に感謝いたします。ありがとうございました。