難聴者、中途失聴者への情報提供と交流、一般市民への啓発活動を目的に年６回の機関紙を発行している。また、編集会議で機関紙のレイアウトを決めているが、編集委員のほとんどが難聴者であり、要約筆記者を依頼して、パソコンでの通訳による編集作業が必要となっている。

新型コロナが５類になり、当協会もコロナ禍前の活動に戻りつつあります。コロナ禍ではなかなか集まれなかった例会も再開し、勉強会やお楽しみ会、啓発活動や市民公開講座など１年間を通しての活動報告を掲載し、また会員同士の交流コーナー、新着情報などを写真や絵を交えながら、分かりやすい内容で発行することができました。他団体からも、機関紙発行が難しくなっている近年、中身の濃い内容で楽しい機関紙に仕上がっていると、嬉しい言葉をいただいています。これも、毎回の編集会議で情報保障支援してくださる要約筆記の方々の協力や多くの方々のご寄付・ご支援のおかげだと感謝申し上げます。