当育成会は、知的障がいのある方とその保護者会員を中心に、障がい者の教育及び福祉の充実と共生社会の実現を目指して、社会への働きかけと政策提言を行っている。その中で、障がいのある人の理解と啓発事業として、絵手紙コンテストと啓発キャラバン隊、相談支援などの事業を行う。

今回の絵手紙コンテストには、県内各地から２２４人、２４９作品の応募がありました。特に、県育成会大会を開催した天草管内の小中学校・高校から多くの応募があり、地域の皆さんに対する理解・啓発というコンテストの目的を十分に達成することができました。ある小学校からは、入賞・入選作品を校内に展示したいとの希望があり、早速、作品をお送りしました。また、知的障がいのある人の困り感などを実際に体験する「啓発キャラバン隊」は、今回は県育成会天草大会の場で実演披露しました。ステージに１０数名の体験者が上がり、困り感を体験するグッズを身に着け、いくつかの作業を行うものです。参加者からは「障がいのある人が、日頃、困っていることが実感できた。」などの感想がありました。このような理解・啓発活動を進めるにあたり、共同募金にご寄付いただいた皆様からの貴重なご支援に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。