子どもたちが地域のさまざまな人たちと「食事」や「ふれあい」を楽しむことで、地域とのつながりを形成し、子どもたちの社会力を育みます。大人の社会参加は、いきいきと安心して暮らすことができる「福祉のまちづくり」につながります。学生ボランティアの育成は、地域共生社会推進の良き理解者になります。
「みんなの食堂」開設も、回数を重ねるごとに少しずつ認知されてきました。当初は来訪者も呼び込みでしたが、最近は口コミで新しい顔ぶれも加わるようになりました。地道な活動で「静かに伝わる」ことや「継続性」が重要だと気付きました。また、この活動が社会福祉のボランティア育成や地域共生社会推進にもつながっていきます。

本年度も、新型コロナウイルス感染防止対策の為に、テイクアウト制を用いて地域の人々との交流に努めました。また、コロナの5類移行後は待ち時間のゲームなどを通じて、少しずつコミュニケーションが取れるようになりました。参加者の皆様からは「毎回いろんな物が頂けてありがたい、継続してほしい」や参加ボランティアの高校生からは「子どもの笑顔や、大人からのありがとうがうれしい」などの声が聞かれます。
安定した活動が出来る事で、社会の認知度が増している。継続支援に感謝申し上げます。